「2017年の簿記は難易度が上がる」の真相

試験範囲が大きく変わります

もともと簿記は、実際の仕事で使う実践的な知識が身に着く資格です。しかし、近年実務と簿記の知識の間にすこし溝が出来ていて、その溝を埋めて実務に近付けるため、簿記試験の試験範囲の大幅な変更が決まっています。すでに、2016年6月の試験から変更された試験が実施されています。

しかし、それだけで終わりではありません。実は、変更は段階的に行われることになっていて、最終的にすべての変更が反映されるのは2018年です。

2017年の試験で大きな変更があるのが2級です。2017年からの2級の変更について、以下にまとめます。

2017年度 簿記検定 試験範囲の変更点

  • ・圧縮記帳(国庫補助金・工事負担金を直接控除方式により記帳する場合に限る)
  • ・リース取引
  • ・外貨建の営業取引(為替予約差額は期間配分をしない)
  • ・法人税・住民税・事業税(課税所得の算定方法を含む)
  • ・決算整理(外貨建売上債権、仕入れ債務などの換金)
  • ¥連結会計(資本連結、非支配株主持分、のれん、連結会社間取引の処理、未現実損益の消去(2級では棚卸資産及び土地に係るものに限る):ダウンストリームの場合、連結精算表、連結財務諸表の作成

※もっと詳しく知りたい人は、商工会議所のホームページをご覧ください。

すでに2016年には大きな変更がされているのに加えて、2017年は、上記のようにより難易度の高い変更になるといわれています。つまり、全体的に難易度が上がる、と考えておいたほうが良いでしょう。

しかし、そのために受験をあきらめる必要はありません。特に、初めて簿記の勉強をする人なら、最初からそういうものだと思って勉強すれば良いのです。より実務に密着した知識が手に入る、と考えればメリットは大きいですよね。

では、新しくなった簿記の勉強をするために気をつけるべき事とは何でしょうか。それを、次の<「古い教材は絶対にダメ」ってどういうこと?>にまとめます。

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